変容する周辺 近郊、団地

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名称:変容する周辺 近郊、団地
会場:八潮団地内集会所
会期: 2018 年10月21 日〜11月04 日
参加作家:EVERYDAY HOLIDAY SQUAD、BIEN、yang02、名越啓介、中島晴矢、ryusel etou、垂水五滴
主催:変容する周辺 近郊、団地展実行委員会
企画:URG(Urban Research Group)
企画協力: SIDE CORE 、UR都市機構
展覧会レビュー:「多様化する『団地』のリアリティ」(中島晴矢)

 

湾岸線を運転すると見えてくる、東京湾沿岸の埋め立て地に広がる団地群。それは1960年代以降、高度経済成長をきっかけとした、都市の急激な人口流入に対応するために造成された「近郊団地」である。
前東京五輪開催から、50年にわたり静かに都心に働く人々の生活を支えてきた。しかし、未曾有の経済成長、バブルの崩壊、失われた10年、グローバリズムの到来、インターネットの普及、東日本大震災という数多の節目を超え、そこに暮らす人々の暮らしと文化は変化しはじめている。これまで団地を形成した「中産階級の核家族」達は姿を消しはじめ、その代わりに、外からやってきた未知の感性が入り混じり、静寂に立ち並ぶコンクリートの箱の中から異形な文化が立ち上がってきている。それらは巨大な求心力を生み、かつて近郊団地がもっていた「中心の周辺」という構造を壊し、都心に向かって文化を侵略し始める。
かつては住宅地として設計されたそこで長い年月の末、現在何が起こり、始まろうとしているか。様々なメディア、年齢の作家たちが都市の近郊、埋め立て地、団地を探っていく。

名称:変容する周辺 近郊、団地
会場:八潮団地内集会所
会期: 2018 年10月21 日〜11月04 日
参加作家:EVERYDAY HOLIDAY SQUAD、BIEN、yang02、名越啓介、中島晴矢、ryusel etou、垂水五滴
主催:変容する周辺 近郊、団地展実行委員会
企画:URG(Urban Research Group)
企画協力: SIDE CORE 、UR都市機構
展覧会レビュー:「多様化する『団地』のリアリティ」(中島晴矢)

 

湾岸線を運転すると見えてくる、東京湾沿岸の埋め立て地に広がる団地群。それは1960年代以降、高度経済成長をきっかけとした、都市の急激な人口流入に対応するために造成された「近郊団地」である。
前東京五輪開催から、50年にわたり静かに都心に働く人々の生活を支えてきた。しかし、未曾有の経済成長、バブルの崩壊、失われた10年、グローバリズムの到来、インターネットの普及、東日本大震災という数多の節目を超え、そこに暮らす人々の暮らしと文化は変化しはじめている。これまで団地を形成した「中産階級の核家族」達は姿を消しはじめ、その代わりに、外からやってきた未知の感性が入り混じり、静寂に立ち並ぶコンクリートの箱の中から異形な文化が立ち上がってきている。それらは巨大な求心力を生み、かつて近郊団地がもっていた「中心の周辺」という構造を壊し、都心に向かって文化を侵略し始める。
かつては住宅地として設計されたそこで長い年月の末、現在何が起こり、始まろうとしているか。様々なメディア、年齢の作家たちが都市の近郊、埋め立て地、団地を探っていく。