Author Archives: haruyanakajima

『東京計画2019』

『東京計画2019:αMプロジェクト2019』
編者:藪前知子・gallery αM
発行:武蔵野美術大学出版局
刊行日:2020年10月01日
定価:本体1,637+税|B5変形・4色刷|184頁
978-4-86463-113-6

あらゆる「計画」が無効になる事態が起きたいま、思考を更新しつづけるプラットフォームとしてアートは機能しうるだろうか

武蔵野美術大学が運営するノンプロフィットギャラリー「gallery αM」で開催された「東京計画2019」の全記録。かつて丹下健三研究室が策定した「東京計画1960」を下敷きに、既存の枠組みに対して問いを投げかけるべく藪前知子(東京都現代美術館学芸員)により企画された連続展覧会。
参加作家:毒山凡太朗、風間サチコ、Urban Research Group、ミルク倉庫+ココナッツ、中島晴矢

『アートコレクターズ』対談 × 大山エンリコイサム

『アートコレクターズ』6月号にて「ヒップホップとアート」というテーマで大山エンリコイサムさんと対談しています。ぜひご覧ください。

『ARTcollectors’』2021年 6月号(生活の友社)
【巻頭特集】音楽と美術(アート)
◇対談:大山エンリコイサム×中島晴矢 ───  ヒップホップと美術(アート)

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個展「東京を鼻から吸って踊れ」開催

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『東京計画2019』vol.5 中島晴矢「東京を鼻から吸って踊れ」
Plans for TOKYO 2019 vol.5 Haruya NAKAJIMA Sniff Tokyo, and Dance

ゲストキュレーター:藪前知子(東京都現代美術館学芸員)
Guest Curator: Tomoko Yabumae (Curator, Museum of Contemporary Art Tokyo)

Press release

November 30, 2019(Sat.)-January 18, 2020(Sat.)
11:00-19:00 Closed on Sun., Mon.,
Holidays and December 26-January 6
Entrance Free

Opening Party: November 30(Sat.) 19:00-
Artist Talk: November 30(Sat.) 18:00-

「Preview」(EUKARYOTE)

神宮前にオープンするギャラリー「EUKARYOTE(ユーカリオ)」のグループショーに映像作品を出品します。

2018/02/16 – 2018/02/25

PREVIEW

EUKARYOTE 1F, 2F, 3F

Information

表参道と外苑前の間の神宮前という文化の継承地にて、コンテンポラリー・アートギャラリー「EUKARYOTE (ユーカリオ) 」を2018年3月2日 (金) にオープン致します。オープンに先立って、2月16日 (金) から2月25日 (日) には、プレビュー展として、次世代のアートシーンで活躍を期待されるアーティストから従来オルタナティブな場で活動してきたアーティストまで、12名によるグループ展「PREVIEW」を開催致します。

参加アーティストは、EUKARYOTEの前身となるセゾンアートギャラリーの活動から引き継ぎ取り扱い作家となる、写真家の石川和人、ペインターの山口聡一を始め、アーティストコレクティブであるカタルシスの岸辺、磯村暖、小川潤也、 香月恵介、品川はるな、高山夏希、田中良佑、中島晴矢、畑山太志、楊博。20代の若手を中心に、作品ジャンルや従来の枠を超えた、今後のEUKARYOTEの展望を示すグループ展を是非ご高覧ください。

EUKARYOTEは、3フロアと屋上を有するビル1棟のスペースであり、1Fのガラスドア越しから目を引く壁面は大型の平面作品の展示を、2Fは映像作品の投影に適した広い壁面を保有、3Fはオフィス機能に加え、不定期な展示を兼ねたスペースとなり、屋上はカウンターやテーブル、ベンチを設置し来廊者同士の交流の場として開放します。

EUKARYOTEは、昨年11月にクローズドしたセゾンアートギャラリーの運営メンバーが中心となり、セゾンアートギャラリーの「芸術の日常性」というヴィジョンを引き継ぎオープンします。若手アーティストの成長を助けるとともに、美術作品を購入するファーストステップとして、アートの質は高く、敷居は低く、既存の概念に囚われず新たな文脈を創造していく場となるよう、アーティストとコレクターが相互に関わり、共に成長していくプラットフォームを形成します。

オープニングレセプション

2018.2.16 (金) 18:00-20:00

Artist

石川和人

山口聡一

カタルシスの岸辺

磯村暖

小川潤也

香月恵介

品川はるな

高山夏希

田中良佑

中島晴矢

畑山太志

楊博

EUKARYOTE

東京都渋谷区神宮前3-41-3

Gallery 12:00-19:00

http://eukaryote.jp/exhibition/preview/

中島晴矢個展「SURGE」

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仙台の gallery TURNAROUND にて個展を行います。
テーマは「島崎藤村・ラップ・震災」。オープニングではライブパフォーマンス、クロージングでは文芸評論家の千石英世さんとトークします。
この機にぜひご来仙ください。

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「SURGE」(サージ)
Haruya Nakajima Solo Exhibition

個展「SURGE」は、仙台の地を舞台としています。もっと言えば、仙台市街と、東日本大震災での津波被災地・荒浜の二カ所です。その内陸部と沿岸部を繋ぐのは、小説家・島崎藤村。
1896年(明治29年)、今の仙台駅すぐそば、名掛丁の下宿「三浦屋」に一年間滞在した藤村は、遠く荒浜の潮の音を聞きながら処女詩集『若菜集』の詩を書いたと言います。その『若菜集』に収められている荒浜をうたった詩「潮音」の石碑は、荒浜に設置されていましたが、東日本大震災の津波で被災し、2015年、名掛丁の「藤村広場」に震災遺構として移設されました。詩碑に残る生々しい津波の傷が、いまも市の中心部でその惨状を伝え続けています。それは、市街地と荒浜のみならず、過去と現在を繋いでいるようでもあります。
120年前に藤村に、そして6年前の3月に私たちの耳に聞えた「はるのしほのね」は、いまどのように響くのだろう?
2017年の仙台で、潮のうねり(=SURGE)に揺さぶられながら「聞えた」ものを、映像などのインスタレーションで構成します。

2017.10.10tue – 10.22sun
closed on Mondays
OPEN 11:00-20:00,
Sunday -18:00.

Gallery TURNAROUND
980-0805 仙台市青葉区大手町6-22 久光ビル1F
URL|http://turn-around.jp/ 展覧会入場無料
地下鉄東西線「大町西公園駅」より徒歩5分

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event – 1
「WAKANA-SYU from SENDAI」
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APE TOPEのノイズサウンドをベースに、
島崎藤村が仙台に滞在して描いた処女詩集『若菜集』をテクストに中島が
ラップする、コラボ・パフォーマンス。
***
日 時 : 10.10tue 19:00-20:00
会 場 : Gallery TURNAROUND – 中島晴矢個展会場にて
出 演 : 中島晴矢、APE TOPE(中里広太・関本欣哉 DJ)
入場料 : 1,000円 1drink付
予約優先 info*turn-around.jp (*を@に)
定員約20名

event – 2
「SURGE – アーティスト・トーク」
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ゲストに文芸評論家の千石英世氏をお迎えします。
***
日 時 : 10.22sun 14:00-16:00
出 演 : 中島晴矢、千石英世 司会:関本欣哉(TURNAROUND)
会 場 : Gallery TURNAROUND – 中島晴矢個展会場にて
入場料:500円
予約優先 info*turn-around.jp (*を@に)
定員約25名

http://turn-around.jp/sb/log/eid602.html

「日本語ラップ学会」(市原湖畔美術館)に登壇します

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9/24(日)「ラップ・ミュージアム」展のクロージングイベントとして、各発表者が日本のラップについてあらゆる角度から批評を行う「日本語ラップ学会」を開催いたします。

各発表のコメンテーターは、佐々木敦氏が務めます。

会場:市原湖畔美術館・多目的ホール
参加費:1000円(別途入館料がかかります)
出演:佐々木敦、磯部涼ほか

http://lsm-ichihara.jp/exhibition/2017/rapmuseum

「ground under」(SEZON ART GALLERY)

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「建築/土木/震災/オリンピック」をテーマに都市の”豊かな仮設”を試みる現代美術展

ground under開催のお知らせ
SEZON ART GALLERY / 2017.9.18 (mon, holiday) – 9.25 (mon)

「建築/土木/震災/オリンピック」をテーマに、気鋭作家11名が、都市の ”豊かな仮設” を試みる現代美術展「ground under」を、9月18日 (月・祝) から9月25日 (月)まで、神宮前 SEZON ART GALLERYにて開催します。
参加作家は、秋山佑太、井戸博章、大槌秀樹、関優花、立入禁止、中島晴矢、ユアサエボシ、山田はじめ、KOURYOU、Zakkubalan、WHOLE9の11名。

オルタナティブなアートシーンを横断的に活動する中島晴矢、KOURYOUや、カオス*ラウンジに参加する井戸博章、山形藝術界隈の大槌秀樹、また、岡本太郎現代芸術賞入選作家であるユアサエボシ、ストリートアートをベースに、amazon, adidas, Redbullなどのクライアントワークを手掛けるWHOLE9、ニューヨークを拠点としながらも、2017年には、ワタリウム美術館で開催された「坂本龍一 | 設置音楽展」や、「Reborn-Art Festival」に作品を出展し注目を集めるアーティストデュオ Zakkubalanなど多彩な表現者が名を連ねます。
本展キュレーターであり参加作家である秋山佑太は、昨年末から今年の初旬にかけて江東区の取り壊される一軒家で開催された「BARRACKOUT バラックアウト」展の企画・立案者であり、本展は、同展の「会場をバラック小屋に見立て、関東大震災や東京大空襲の土地の記憶と現在とを重ね合わせ接続する」という試みのその先を提示するものあり、今回、秋山は自身の作品としては、福島の地で発表した「地蔵堂修復」の続編を出展します。また、本展に掲げられた ”豊かな仮設” という試みについては、ステートメントのなかで次のように詳細を語っています。

「わたしが提案する「豊かな仮設」とは、「風化と更新」をその特性とする。「豊かな仮設」における建築は、数年で建物自体が部材の劣化によって風化していくものである。しかし、風化していく度に、進行形で移り変わる状況に対応していくような可変的な身体を志向する。ちょうど戦後の焼け野原に建ったバラックのように。」
2020年からその先、都市はどうなっていくのか。この難問への一つの解答を提示する本展に、是非ご期待ください。

現代美術展「ground under」事務局
ground under
会期 : 2017年9月18日 (月・祝) – 9月25日 (月)
会場 : SEZON ART GALLERY B1F and B2F (東京都渋谷区神宮前3-6-7)
時間 : 11:00 – 18:00
休廊 : 会期中無休

出展作家 : 秋山佑太、井戸博章、大槌秀樹、関優花、立入禁止、中島晴矢、ユアサエボシ、山田はじめ、KOURYOU、Zakkubalan
イベントパフォーマンス : WHOLE9
キュレーション : 秋山佑太

http://groundunder.info/
Preview reception event
2017年9月17日(日)
※ 詳細は招待者にのみお知らせ致します

Live painting event
2017年9月18日(月・祝) 19:00 – 22:00
出演 : WHOLE9
入場料 : 1,500円

サインデザイン : 余剰デザイン
グラフィックデザイン : スズキあゆみ
ウェブデザイン : じょいとも
企画協力 : mograg gallery、沖冲、TAV GALLERY、西田編集長、中央本線画廊、丫戊个堂、小林太陽、石山律
展覧会ステイトメント

去りまた来る大規模災害と祝祭を前にして。共同体の「文化か安全か」。我々はその二者択一を突きつけられている。
この先、数十年後を考えるならば、第一に安全が重要であることは疑いの余地はないが、一方で共同体の文化や営みを考えることも同じく欠かせない。
この「いかなる街をつくるか」という難問を前に、我々はただ沈黙することは許されず、常に誰かに解答を迫られている。

約半世紀前に、生命として建築と都市を捉える想像力を掲げた先人がいた。
彼らは、都市全体を細胞の集まりと見立て、状況にあわせて生まれ変わっていくような、可変的で柔軟な身体性を持った都市を夢見た。
その思想は実らなかったが、この国が過渡期にある現在だからこそ、もう一度立ち戻って検証してみる必要があるのではないか。

わたしは「豊かな仮設」を試みる。

主に仮設という言葉は画一的で無機質な固いプレハブ小屋を想起させるだろう。わたしが提案する「豊かな仮設」とは、「風化と更新」をその特性とする。「豊かな仮設」における建築は、数年で建物自体が部材の劣化によって風化していくものである。
しかし、風化していく度に、進行形で移り変わる状況に対応していくような可変的な身体を志向する。ちょうど戦後の焼け野原に建ったバラックのように。
それこそが「豊かな仮設」であり、そしてその中で待つことで、かの難問である現在の街を考えるための時間を作る。
我々は「豊かな仮設」の中で暮らしながら、目下の地面を暴き出す。そうして現れた、歴史と文化が刻まれた地層の断面を解析し、最後に杭を打ち立て、新しい街をつくる足がかりとする。
すなわち、考えるために待つのだ。
そのための「豊かな仮設」である。

思考しながら待ち、地下を掘りつづけながらも潜伏し、手を止めることなく目前に広がる地層と対峙する。それは正しく、時間の蓄積であり、文化や歴史や因縁の堆積物との対話である。
縦方向に連なる層を読み解くために、わたしたちは遥か下方に潜りつづける。
座標軸にある理論上の原点に至るまで。

本展キュレーター 秋山 佑太